闇に光を…2~真実




夜になり

皆がぞろぞろ帰って来た。


今だ 今言おう! って

思っても

不安で不安で 言えない。



何度言おうとしても

なかなか思うように口に出せないまま

1週間ぐらいたった夜の日。


彼『ねぇ 俺、愛優から言われるまで
  聞かないようにしてたけど……
  もう我慢出来ない!』


や、や、や、やばい!

バレた?  いやいや

検査薬は、ゴミ出しの日

皆が仕事に行ってから捨てたし

ありえない! ありえないよ!



彼『何か、悩んでる事あるでしょ?』

私『ないよ………』

ど、ど、ど、どうしよう~

今言うべき?…だよね

でも、言いにくい

彼『隠さないで
  何年愛優と付き合ってると思うの?
  バレバレだよ!
  言ってみてよ』

ダメだこの人に嘘は、無意味だ!

ふぅーー…ッ

私『驚かない?』

彼『もしかして妊娠したの?』

な、な、な、何でわかったんだ!

私『……ぇ、っと………ぅ、ぅ…ん。』

ど、ど、ど、どうしよう~

絶対嫌がられる 呆れられる

や、やばい  涙がでそう。

彼『ッ……やったー((o(^∇^)o))』

ッえ(・_・)?

彼『本当に本当?』

私『本当だよ……。』

彼『まぢで 良かったぁ♪
  俺達の赤ちゃんだね♪』

私『嫌じゃない?』

彼『嫌な訳ねぇだろ
  めちゃくちゃ嬉しい♪』

予想とは、真逆過ぎて

目が点になる。


彼『そうだ! 俺の親に言わなきゃな♪』

私『…ぇ ちょ、ま、待っ…』

彼『ちょっと来て~♪』

私の言葉も聞かずに彼母を呼び出す。

心の準備を与えてくれんのか?お主は、


彼母『なぁに?』

彼『あんねぇ…』

ちょっ、ちょっ、ちょっと待っ…

『愛優、妊娠したから!』

即答だな!!!


彼母は、口が空いたまま

点になってる。


反対される 反対される


彼母『愛優本当なの?』

私『は、はい』声が裏返る~

彼母『ぇ、でも、生理来てるって……』

私『今月は、まだです。
  先月は、来ましたけど……』


とりあえず、もう一度妊娠検査薬

買ってやって見なさい。

って言われ 只今薬局に来ています。


私『……どうしよう』

彼『大丈夫大丈夫
  俺が説得するから!』

どんだけポジティブだょ!

まぁ、でも 安心したよ。


彼『しっかし、
  検査薬っていっぱいあるんな』

私『私は、これを前に買った。』

彼『じゃあ買って帰るか!』


会計を済ませて

入り口付近で『待ってて』って

指示され立たずんで居ると

彼が入り口付近まで車を持って来て

助手席を開け

私をゆっくりのせてくれた。

私の体を気遣ってくれながら

家に着いた。

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