彼が主で私が執事!?




普段落ち着いているから私より年上に見えるけれども実際には私と同じ歳でいろいろとこなしている・・・。


国についてだったり民のためだったり・・・。



私とは違ってグレイ様はがんばっています。


そのことが胸に突き刺さる。


でも、今私はグレイ様のためにお役に立とうとしてがんばっています。



何もできない私だけれど認めてもらおうとしています。


だから、今私にできることを精一杯やります!



そう前向きに考えていたら・・・思った。


でも、国のためにがんばっているのはいいんですけど・・・だからって好き嫌いはいけませんよね・・・。



そう考えたら、私はいてもたってもいられなくて・・・目の前にいるシェフの顔を見た。




「あのっ!お願いがあります!」






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