彼が主で私が執事!?
姫は意地と根性
つり合わない
辺りが真っ黒になった頃・・・。
私は静かな廊下を歩いていた。
カイルと話した後、私は別の仕事をしていたらあっという間にこんな時間になってしまった。
ご飯も何も食べていないので使用人たちが集まる食堂に行こうと思って私は歩いていた。
すると向かう途中・・・。
「・・・・・・みたいよ。」
「?」
なにやら・・・話し声が聞こえてきた・・・。
どうやら、近くで若いメイドが二人で世間話でもしているみたいです。
巻き込まれると面倒ですね・・・。
そう思って静かに気づかれないように歩く。
すると、話している内容が聞こえてしまった。
「まさか・・・グレイ様とラティス国の姫の婚約の話がなくなろうとしているなんてねぇ。」
「え・・・!?」
私はたまらずその二人の下に駆け寄った。