彼が主で私が執事!?
グレイ様もやはりカイル同様残念な方なんでしょうか・・・?
で、でも人の愛というものはそれぞれありますし・・・。
カイル同様と決めつけるのも・・・。
とぶつぶつと考えてしまう。
そしてしばらく思考停止した後・・・聞いてみる。
「・・・・・・もしかして、グレイ様ってそういう趣味がおありなのですか?」
その私の発言はどうやらこの方にとっては爆弾発言だったようでビックリした後・・・まるで言い訳のように言い始めてくる。
「ち、違う!
俺はそういう趣味があるんじゃなくて!」
「じゃあ、なんで男の僕に・・・そんな事を言ってくるんです?」
そして・・・なぜか再び落胆した後、私に言ってくる。
「なんでって・・・レイは俺の婚約者、つまりラティス国の姫なんだろ?」
簡単に言われて今度は私がビックリする。