彼が主で私が執事!?




「大丈夫ですか?」

「いや、問題ない。」




そっけなく言われてしまう。


でも、そんな姿も可愛いと思ってしまう。



やがてグレイ様は今日の夕方に私にしたことの続きをしようと思ったのか顔を近づけてくる。


私の手を握っていない反対の手で私のあごをつかんでくる。


やがて、あと少しでキスをしそうになったとき・・・。



なぜか部屋の扉が大きく開く音が響いた。


そして私とグレイ様は動きを止める。




「おやおや、これはまた失礼を・・・。」




そう言って入ってきたのはカイルだ。


またしてもカイルに邪魔された。



そしてカイルはいかにも偶然ここに入ったかのような感じで話し始める。







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