可愛い彼にはご注意を!




「恋愛って・・・とっても難しいことだと思う。
でも、沙希がそれだけ真剣に悩んでいるってことは沙希にとってはとっても大切な恋で真剣に向き合っているってことじゃないかな?」




恋愛に関しては私も得意では無い。


でも、沙希が背中を押してくれたから今の蓮との奇妙な・・・だけど、温かい関係がある。



次は私が背中を押す番だよね、沙希?




「正直・・・柚亜にこんなことを言われるだなんて思ってなかったわ。」

「へ、変かな?」

「ううん、変じゃない。
ありがとう・・・。」




優しく微笑んだ沙希の顔はどこかすっきりとした顔をしていた。


少しは役に立てたってことかな?



胸に残るほわほわとした気持ちがあるのを感じながら私たちは目の前にあるお弁当を食べた。




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