可愛い彼にはご注意を!
「よいしょっ・・・ん、う!!」
でも、中々抜け出すことが出来ない。
それよりもむしろ余計に抱きしめられている気がする。
ど、どうしよう!!
早く抜け出して会社に行かないと・・・遅刻になっちゃう!
チラッとベッドに置いてある時計を見ると午前6時30分。
出社は7時30分。
後、一時間しかない。
は、早くしないと・・・!!
そう思ってもう一度頑張ってみようとモゾモゾと動くと頭上からクスクスと笑う声が聞こえた。
「朝から必死だね。」
恐る恐る見てみるとニコニコと笑いながら私を抱きしめる男の人。
「は、離してください!!」
相手の男の人も裸で私は真っ赤になって言う。
元々、男の人に免疫がない私には朝からこの仕打ちはつらい!