可愛い彼にはご注意を!
ご挨拶に行く
柚亜Side
目覚めたら自分の部屋じゃない。
寝ぼけた頭で周りを見るとやたらと高級品が多い。
あ、そういえば・・・私社長にプロポーズされたんだ。
他人事のように思っていると隣でスヤスヤと眠る蓮に頬が緩んだ。
随分、可愛い顔して寝るんだ・・・。
思わず髪の毛を触ってみる。
や、柔らかい・・・!
感動して触り続けているとクスクスと笑い声が聞こえた。
思わず手を止めると・・・。
「もう、終わり?」
目をパッチリと開けて私を見ている蓮。
「い、いつから起きていたんですか!?」
ビックリしていると蓮は起き上がって私を抱きしめた。
な、何を・・・!?