Lolita




「ソフィア、ご飯ができたから呼びにき、た・・・・・・?」




扉を開けたのはレイン様で、私は固まってしまった。


それは、マリーとメリーも一緒で固まっている。



ど、どうしましょう・・・。



よりによって、レイン様に見つかってしまうなんて・・・。


というか、王子自ら来ますか・・・普通?



それに、ここに来て、まだ半日しか経っていません。



もしかしたら、追い出されて私の弱みを握って・・・ソビュール国を脅してくるかもしれません。


マイナス思考に考えて俯いていたらレイン様は私の前に来て膝をついて目線を私に合わせた。



私は冷や汗が止まらなくてただ、兎のように震えていると目の前に手を出された。






そして・・・・・・。




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