Lolita
「どうして、こんな姿になってるの・・・?」
忘れかけていた問題を思い出して私は1つずつ語りだした。
「わたしは、18ねんまえ・・・まほうつかいにのろいをかけられてしまいました。
その、のろいはよるになるとこどもになってしまうのろいです。」
ポツリポツリと語りだすとレイン様は私の頭に手を乗せた。
「よく頑張ってきた・・・。」
そのまま優しく撫でられると、ジワジワと目の奥が熱くなってきて気がついたら目から涙がこぼれ落ちてきた。
すると、レイン様はギュウッと私を抱きしめてくれた。
「ふぇっ・・・うっ、ひくっ・・・。」
まるで、本当に小さい子になってしまったかのように泣きじゃくる私を優しく背中を抱きしめて慰めてくれるレイン様に嬉しくなった。
しばらくして・・・。