Lolita

彼の秘密





-数日後-



私が夜は子供の姿になると知ってからレイン様は毎夜、私の部屋に訪れる。



いつもの私には近づいてこないくせに、子供の私には近づいてくるから不思議です。


もしかして、レイン様は子供が好きなんでしょうか・・・?



そんなことを思いながらいつものように子供の姿で大人しくしていると部屋の扉が開いた。




「ソフィア、今日はプレゼント持ってきた・・・。」




部屋を開けたのはさっきまで考えていたレイン様でその手には大きな箱があった。




「これは、なんですか?」




大きな箱に何が入っているのか分からなくて首を傾げていると、レイン様がその箱を開けて中身を出した。




「プレゼント・・・。」




目の前に置かれたものは大きなクマのぬいぐるみだった。




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