Lolita
「もっと、傷つけないとソフィアは絶望を感じないのかな?」
笑顔で言うエリクはパチンッと指を鳴らした。
すると、私の体が小さくなって夜の姿の子供になった。
「ど、どうして・・・夜にしか変わらないはずなのに・・・・・・。」
エリクにまた、呪いがかけられたのかまだ昼なのに子供になってしまった私。
ビックリしていると、エリクはニコッと笑った。
「僕が魔法をかけたからね。
でも・・・やっぱり、この姿が一番だね。」
エリクに言われて私は顔を赤くした。
ど、どうせ・・・私は幼稚ですよ!
「でも、そのソフィアの顔は嫌いだなぁ~。
もっと・・・壊したくなる。」
平気でそういうことを言うエリクに背筋が凍る感覚がした。
そう感じていると、エリクが目の前にいて抱き上げられた。