Lolita




ちょ、ちょっと・・・待ってください!


その先って確か・・・。



嫌な予感がして冷や汗を流していると、レイン様は部屋に繋がっているドアを開けて中に入った。




「はい・・・。」




優しく下ろされた場所はベッド・・・。


この部屋はレイン様の寝室だということも知っていたから私は、嫌な予感が当たってしまったと後悔した。




「えっと・・・何するんですか?」




この場に及んでそんなことを聞いてしまい私は情けなくなってきた。


すると、レイン様はクスッと笑った。




「何って・・・何?」




意地悪く笑う、レイン様に私は顔を青くする。




「す、すみません・・・!
私、用事を思い出したので失礼します!!」




この場から逃げ出そうと必死に言う。





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