人生はPM,5時から!
早くも卒業
あの人との出会いは3歳の時だった。
僕の姉とあの人の兄が同じ学年で同じクラスからの繋がりだった。
その出会いは人生の中で一番最悪と思うほどの出会いだったと僕は覚えている。
今から15年前・・・。
『はじめまして。やまだゆうと、3さいです。』
そう言って僕は目の前にいる女の子に挨拶をした。
するとその子のお兄さんがいきなり僕の頭を撫でてきた。
『偉いな!ちゃんと挨拶できて!』
嬉しそうにそう言った。
僕の中では挨拶ができて当たり前だったから特になんとも思わなかった。
だが、この子のお兄さんがなぜそう言ったのか後で知ることになる。
『ほら!お前も挨拶しろっ!』
そう目の前にいる女の子にお兄さんは言う。
すると女の子はとんでもない発言をした。