きら星のクリスマス

「そんなに照れるほど大きくもないでしょ?」





「いや……そういう問題じゃ……」





「うふふ、かわいいー!雪斗!」





「ゆ、雪斗……。」





雪斗くんは、何かをごまかすように一気にお酒を飲みほした。





「雪斗はお酒強いねー?」





「い、いや、橘先輩も……」





「橘先輩?何かよそよそしいな。美織でいいよ?」





「そんな……無理ですよ。」





「先輩命令だぞ?雪斗。」






「……じゃあ、美織さんで。」






「ぶーっ。」





私、もしかして相当酔ってるかも。


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