きら星のクリスマス
「美織さん、もうそろそろやめておきましょうよ。」
「えーなんで?」
「いや、何かもう美織さんがかわいすぎて、ずっとくっつかれてる僕が周りに睨まれてるんで。」
私は雪斗にそう言われて周りを見渡した。
「そんなの気にしないでいいよー。私、雪斗のこと気にいったからさ!」
私がそう言うと、雪斗はしばらく目を見開いて驚いていたけど、すぐに唇を噛んで何かを決意したように私の目を捉えた。
「……美織さん!あの……」
……そこまでが私の昨日の記憶だった。