きら星のクリスマス
大学に入って始めてのクリスマスがもうすぐやって来る。
まぁ、僕にはあまり関係ない。
「ねぇ、里夜くん!クリスマス何してるの?よかったら私たちと一緒に遊ばない?」
「里夜くん!私たちと一緒に飲みに行かない?」
正直、予定を埋めようと思えば埋められないことはなかった。
でも、僕がクリスマスを一緒に過ごしたい人は決まってるから、誰からの誘いも受けずにクリスマスは一人で過ごす。
そう心に決めていた。