きら星のクリスマス

「あ、その様子だと信じてないね?雪斗くん。」





「……だっていきなりそんなこと言われても。」





「何かそれって私のプライドが許さない。」





電話口からそんなことを言う沙希先輩。おー怖い怖い。






「私はさぁ、あんたの恋を応援したいだけ。」





「えっ……って何でそのこと知ってるんですか?」




僕が橘先輩のことを好きだって話はしてないはず……。





「あのね……私の彼氏、あんたの親友の恭也だから。」





「え、いつからですか?」




「1週間くらい前。だから、全てお見通し。」





……恭也のやつ。色々しゃべりやがって……。



< 25 / 67 >

この作品をシェア

pagetop