きら星のクリスマス
「まぁ、みんなの憧れの橘先輩と、女の子たちの注目株の里夜が来たら、盛り上がるだろうしな。いいよ、来れば?」
「本当ですか?ありがとうございます!」
よかった!
……これで橘先輩に近づける。
「しかし、お前もかわいい顔して下心はしっかり持ってるんだな。」
「当たり前です。僕も男ですから。好きな女の子を諦めるなんてしたくありません。」
「おー。男らしいね、雪斗くん。女子たちにモテるわけだ。」
……僕は、橘先輩にモテるだけでいいんだけどな。