きら星のクリスマス
「もしかして、私の胸があたってる?」





「……っ。」




そんなはっきり聞きますか?





「そんなに照れるほど大きくもないでしょ?」





いえ、十分大きいです……。





「うふふ、かわいいー!雪斗!」





「ゆ、雪斗……。」





突然呼び捨てで呼ばれ、僕は顔が赤くなるのを隠すために近くにあったお酒を飲みほした。





「雪斗はお酒強いねー?」





「い、いや、橘先輩も……」





「橘先輩?何かよそよそしいな。美織でいいよ?」





こんな急に距離が縮まるなんて……。


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