きら星のクリスマス
「……クリスマスか。」
美織さんと過ごすことができればと思ってたけど……。
無理そうだなぁ……。
「ん……雪斗。」
「はいっ!」
……びっくりした。寝言か……。
「……寝言で僕の名前を呼ぶってことは少しは可能性があるのかな?」
……諦めるわけにはいかない。
「……そうだ!クリスマスを上手く利用しよう。」
僕は悪いとは思いながらも、近くにあった封筒と便箋を数枚もらって、文章を綴った。
美織さんにとっても、僕にとっても素敵なクリスマスになるように。