きら星のクリスマス
「じゃあ、それだけでいいじゃないですか。色々な不安なんか、僕が全部なくしてあげます。」
僕はそう言って、美織さんを抱き寄せた。
「あの……」
「え、何?雪斗……」
「……ものすごくキスしたいんですけどいいですか?」
僕が額をくっつけながらそう尋ねると、美織さんは顔を一気に真っ赤にさせた。
「いや、あの……」
「ダメって言われてもするけど。」
次の瞬間、僕は美織さんの唇に自分の唇を重ねた。
不意打ちもいいところだけど、そんなの関係ない。
僕の想いを届けたかった。