冷たい雪に甘いキスを…

敬語を使う華は、俺に少し怯えているようにもみえた。

『よろしく。…つーか、敬語じゃなくていいから。華。』


俺がそういったとたん、華は、大きな瞳をさらに大きく見開き、俺を見つめた。

それをみて、俺は思ったんだ。


華は、変わんねぇな。って。
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