冷たい雪に甘いキスを…

俺は振り返らずに立ち止まる。

そして、後ろから聞こえてきた言葉は…

『あたしを…使って…。それで…気持ちをわかって…。』


何を言い出すかと思えば…。

俺はため息をつく。

『あたしと…付き合って…それで…』

必死なのが痛いほど伝わってきて、俺は苦しくなった。
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