冷たい雪に甘いキスを…

そして、がさがさと音がする。

ん?ガサガサ?


慌てて俺が引き返すと、おばさんが華の箱を持ち帰ろうとしていた。

「返せよ!」


俺はおばさんの腕から箱を奪い取った。

「人の勝手に持っていくな!」
< 465 / 601 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop