冷たい雪に甘いキスを…

「ここ、座って。」

気がつくと、まーくんは、あの時と同じあの場所に腰掛けていた。

その横に、あたしもちょこんと座る。


「華。」

やさしい声でそうあたしを呼んで、まーくんが微笑む。

「誕生日おめでとう。」

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