トナカイ×トナカイ~いちごのケーキ~
「クリスマスケーキの配達も50件ほど、お願いね」
「……いえいえー、自分はなーんでも配達屋ですからー」
さすがに目がちょっとうつろになったので、
新人の運送屋にはキツイ話だったかと、
優樹が気を利かせて話題を変えた。
変えたからといって、小麦粉200キロの重みが消えるわけではないのだが。
「そういやクリスマスケーキの注文入りだしたよな。
今年は7種類作ってみたんだけど、どれが人気あった?」
「うーん、3位がブッシュ・ド・ノエルで、
2位がチョコレートケーキでしょ。
やっぱり1位はいちごのケーキね。
ダントツ。」
「……いえいえー、自分はなーんでも配達屋ですからー」
さすがに目がちょっとうつろになったので、
新人の運送屋にはキツイ話だったかと、
優樹が気を利かせて話題を変えた。
変えたからといって、小麦粉200キロの重みが消えるわけではないのだが。
「そういやクリスマスケーキの注文入りだしたよな。
今年は7種類作ってみたんだけど、どれが人気あった?」
「うーん、3位がブッシュ・ド・ノエルで、
2位がチョコレートケーキでしょ。
やっぱり1位はいちごのケーキね。
ダントツ。」