モテたいからだよっ!





「モテたいからだよ…」



そう、つぶやく。



これは、魔法の言葉。



「よしっ!ウジウジすんのやめっ!」



私はばっと立ち上がり、屋上の策の所まで走る





風が気持ちいい。




「んー!気持ちいいー!」


私は思いっきり背伸びをする



「アイツで18人目の告白か!はぁー!やっぱ男なんてどいつもちょろいー!」


そういって甲高く笑う。


私の手にかかればおちない男はいない。




「お前性格悪いな。」









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