NAO
「今朝、連絡があったんだよ。長瀬と眞木先生がホテルから出るとこを見て、そのあと食事をしてたってね〜。君、前にもそんな連絡があって眞木先生から指導されたでしょう?なのに今度は眞木先生本人とって。自分のやってる事わかってるのか!」
「……。」
心臓がドキドキしていた。
「眞木先生は長瀬は悪くないとしか言わないし…。僕は眞木先生を信頼してるし他の先生方も眞木先生は信頼してる…。長瀬はやっぱり、その、援交…。」
「違います!長瀬はそんなやつじゃないんです!」
なおもこんなに感情的になる事あるんだ…。
「まぁまぁ、眞木先生落ち着いて〜。長瀬?君の口から説明してくれないか?」
私は下をむいたままの顔をあげ、なおの顔を一瞬見て話した――…。
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