NAO


「私、援交してました。先生はそれを助けてくれたんです。そしてそのあと落ち込む私を見てただ近くのファミレスで話しを聞いてもらったんです。ただそれだけです。」


そう、これが本当の真実で何の嘘もない――。


「長瀬……」


「そうか…。理由はわかった。校長や教頭にはうまく僕から話しておくから。長瀬、眞木先生みたいないい先生でよかったな…」






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