NAO


それから二人は誰もいない公園のベンチに座った。


白い街頭が二人を包み込む……。


「なぁ〜真澄?三日も俺の顔見れなくて寂しかっただろ?」


「えっ!?そ、そんな事ないよ〜」


明らかに動揺する私をみて先生は笑っていた…


「冗談だよ」


「ひっど〜」


私はぶーっと口をとがらせ反対を向いた時だった――…。






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