NAO


――ドクン、ドクン――


先生に聞こえてしまいそうな位に心臓がうるさい。


「真澄?キスしてい?」


「ま、またまた〜。また冗談とか言うんでしょ〜」


おどけて言ってみたが私を抱きしめる先生の腕がきつくなる――….








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