NAO


そして今までの思い出が頭を駆け巡るんだ。


先生の優しい顔や声。


私を抱きしめてくれた大きな背中。


行動やしぐさ。


全部が優しくて温かかった。


なのに……


さっきの先生が私を見る目は今までの優しい先生じゃなかった。


あゆみ達に腹がたつより何より今はそれが1番つらいのかもしれない――…。


本当に先生が好きなんだろうな。


もう限界かもしれない。


やっぱり好きって伝えたいし私だけのなおにしておきたい。


触れたいし触れられたい。

なお、今すぐ会いたいよ――…。










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