NAO


「どしたの…?」


先生は目をははそうとはしない……。


「いや、やっぱ真澄は可愛いなぁと思って…」


「えっ?」


“可愛い”


可愛い?


耳を疑ったけど先生はそう言った。


そして私を名前で呼んでくれた。


そっか…


今は二人だもんね!


だから呼んでくれたんだよね?


「真澄?お前は俺の事どう思ってる?今は生徒とかじゃなく一人の女として答えてほしいんだ…」









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