NAO


花火もなくなりそろそろ終わりに近づいていた…。


「ねぇ…真澄」


二人に呼ばれる。




「どしたの?」


「ちょっと話さない?」


「いいよ」


二人の顔が真剣そうだった。


私達は砂浜に腰を下ろした。


「…どしたの?」


私がきりだす。






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