NAO
―熱帯夜―
旅行前日―
私はあゆみと二人で買い物に来ている。
しかも下着ショップ…。
というのも旅行に誘われた日キスをした後に言われた『続きは旅行で』というのが頭から離れなくてあゆみに相談したんだ……。
じゃあ何故かあゆみがはりきってるんだよね……。
「真澄〜これいいんじゃない!?」
と差し出したのは真っ赤なティ−バックに胸が隠れるか隠れないのかわからないような下着。
「はぁ…。こんなの着てったらひかれるよ」
「そうかな〜絶対セクシーだよ!なおやんは大人の男なんだし」
あゆみはすごく楽しそう。
でも私は明日の夜の事を考えるだけで緊張して選ぶどころじゃなく店をでる。
まだやるとか決まったわけじゃないのにね…。
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