NAO


「長瀬…。進路について聞きたい」


「えっ?」


「お前三年になってから白紙で提出してるだろ?一年時とかはちゃーんと目標があったのに…。何かやりたい事でも見つけたのか?」


「ないよ…?」


「はっ?長瀬〜真面目に答えてくれよ〜。何か夢があるのなら俺は応援するし…。」


「私は…。」


「………。」


沈黙が流れゆっくり真澄は話しだした――…。






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