NAO
それからは少しでもなおの事を考えるのが嫌で毎日あゆみや麻衣と遊びほうけた。
とにかく朝まで疲れるまで遊ぶ…。
そして家に帰ってすぐ寝てまた遊ぶ……。
そんな毎日を過ごして少しでも忘れたいのになおの事が頭から離れない。
こんな荒れてる私をみてパパだけでなくあゆみや麻衣までもが私を心配した。
でも私は笑顔で振る舞った。
そうでもしてないと少しでも弱音を吐いたら張り詰めてある糸が切れて泣いてしまうから。
それでもやっぱり時々気が狂ったかのように大泣きした――…。
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