NAO


何時間も泣いてた。


もうあれから2時間位たってた。


なおからの着信――…。


でなかった。


今はでたくない…。


でも何度もかかってきて出てしまいそうになる。


しばらくして電話はおさまりメールの着信が鳴った。

やっぱりなおだった。


――――――――――――さっきはごめん!
大分待っててくれたんじゃないか?

公園で待ってるから…。
ちゃんと来いよ!
――――――――――――

返信はしないし公園にも行かない。


さっきの言い訳を笑って許せるほど私はまだ大人じゃない…。


だからゴメン。


今は顔も見たくないんだ…――。




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