NAO


公園が近くなってきて足がとまった。


なおの車があった。


もう少し近ずいてみるとなおが車にいるのがわかった。


シートを倒し何か考え事でもしてるような感じだった。


まだ居たんだ…。


でも私はなおの事この寒い中5時間も外で待ったんだよ?


なおは車だし私の痛みなんかわかんないよね…?


私は声をかける勇気がなくてそのまま家へ帰った。


でもこの日はなおがやっぱり気になって眠る事はできなかった。





< 282 / 374 >

この作品をシェア

pagetop