NAO
「真澄一人の問題じゃないんだぞ?俺にも責任がある…」
「なおは関係ないよ…。」
「俺が真澄にプロポーズした夏位からみるみる成績が下がっていってる。」
「うん…。私が遊びすぎたから悪いだけで…」
「俺はちゃんと卒業してほしいしさせてやりたいんだ。だから頑張ってくれ。俺も出来る限り力になるから…。」
「うん…。迷惑かけてゴメンね…。」
なおは話しをしているうちに表情が悲しくなっていくのがわかった。
私が悪いのにきっと自分を責めてるに違いない…。
ただただゴメンと謝って卒業する事がなおの笑顔をとり戻す1番の方法なんだろうな…――。
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