NAO


「それと卒業するまではここに来ちゃダメだ。」


「えっ…なんで?」


耳を疑った。


「来るなって言ったんだ。」


なおの表情が変わった。


「来るぐらいいいじゃん!」


「だめだ。とにかく卒業するまでは…。」


「わかった…。じゃあいいよ!来ない!今日も帰る!!」


「……。」


荷物を持って急いでドアに向かい靴をはきなおの家をでる……。





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