NAO


俺はそれからもヒドク悩んだ……。


もし卒業できなかったら俺の責任…。


でもどうしてやる事もできない歯痒さ…。


もともと真澄の夢は介護方面に進むというきちんとした夢があったのに俺と出会い俺を好きになってしまった事でその夢を通り越して結婚という道に進ませてしまった。


それなのに留年という寄り道までさせてしまうかもしれない。


ゴメンな真澄…――。


俺は何もしてやれない。


ただ応援して信じて待ってる事しか出来ない…。






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