ＮＡＯ

―さよなら―

それから一週間後私達、追試を受けたもの達が呼び出された。


一人づつ…――。


おそらく結果だろう。


１番最後に指導室についた私は最後だった。


「長瀬…。入りなさい。」

「はい…。」


今日はなおは居なくて学年主任の山田だけがいる。


「えｰっ…。長瀬の結果だが……」


「………。」


少し沈黙があり山田の口が動く…――。







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