NAO

なんともいえない目で私を見つめる……。


目を反らす事もできず吸い込まれてしまいそうなほど。


切ないの?悲しいの?それとも何か言いたいの…?


なおの目が何か伝えたそうなのに私には感じとる事すらできなかった。


このままずっと見つめ合っていたいのにステージの校長の声で一瞬にして壊される…――。


なおは軽く会釈をして一瞬微笑んだかにも見えた。


そしてそのまますぐに前を向いた。






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