NAO


「な、長瀬…。抱きつかれてるのはさすがにまずい…学校に入ろう」


私は先生に支えられながら保健室に連れて行かれる。

まだ時間が早いから誰もいなかった――…。


「体調悪いのか?」


ベットに座ってる私の横に先生が腰をおろす。


先生にはきもちわるいなんて感情はない。


パパですらダメだったのに…。


「ここでやすんでろ…」



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