NAO


この日は授業も受けずずっと眠ってたんだ。


放課後のチャイムがなった時だった。


「ハイルよ〜」


恐れてた声がする――。


あゆみと麻衣。


私の寝てるベットまできて髪をつかむ…。


「イタッ」


二人を睨む。


「何その目。仮病つかって寝てる場合?やる事があるでしょ?援交」


麻衣はくすくす笑っている。


「ばらされたくないなら早く行きな!」



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