NAO


俺はもう少し長瀬といたかったんだ――…。


でも、さすがにこのままホテルにいるわけにも行かないし家によぶわけにも行かない。


やっぱ飯くらいかな?


「長瀬〜飯いかないか?」

「うん!行きたい!!」


今の長瀬はなんだかすごく素直で生き生きしてた。


「そこ、ファミレスあるからそこ入ろう」


「えっ!!まぢ!?」


「何〜?不満か〜」


「まぁいいや♪先生とだったらどこでも」


「んっ?」


“先生とだったらどこでも”


長瀬?それはどういう意味だったんだろう…。


期待してもいいのか…?


「ほら〜早く入ろう♪」


長瀬に背中を押され俺はファミレスに入った――。






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