明日があるということ
「さぁ、着いたよ」



そこには遮るものなんて何も無い、広い空があった


近くにあったベンチまで腕を引かれ、二人で座った



「ふぅ。……ちょっと疲れちゃった」


「ああ。こんなに歩いたの久しぶりだったもんな」



私の体を引き寄せて、さりげなく支えてくれる


まわりから見たら恋人に寄り添ってるように見えるのかな



「……でも、真島さんと一緒にこれて良かった」


「どうして?」









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