明日があるということ
そうか。同じ一人の人間……


私も、真島さんに特別な感情を持っていた


でもそれは友情とか恋愛とか、そんなものではなくて……



「真島さんと私は、一つの魂を分けあった……みたいに?」


「そう。恋人よりも、もっと特別な存在」


「……じゃあ、私が死んだとしても、真島さんの中に私もいるかな……」


「もちろん」




真島さんの真剣な瞳が、少しだけ私を安心させてくれた










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